5月28日 護摩法要のご案内 〜水鏡のような心〜

合掌

福性寺の田んぼは、代掻きを終えたところです。

水を張った田んぼは、空を映す鏡のよう。青空や雲が水面に映り込み、まるで天と地がひとつになったかのような美しい景色が広がります。

さて、2026年5月28日(木)は、お不動様のご縁日にあたります。

空が映り込む水田

代掻きと、はまったトラクター

実は昨日、代掻き作業中に、トラクターが泥にはまってしまいました。動こうとアクセルを踏めば踏むほど、タイヤは空回りし、かえって深く沈んでいく。力を入れれば入れるほど、状況は悪くなるばかりです。

こういう時は、焦らず、力を抜く。執着を手放し、冷静に対処する。そうすることで、やがて道が開けます。人生も同じではないでしょうか。

うまくいかない時、思い通りにならない時。力任せに進もうとすればするほど、かえって深みにはまってしまう。そんな経験は、誰にでもあるはずです。

福性寺の田んぼで代掻きするトラクター

執着を手放し、心を澄ます

トラクターがはまった時、田んぼの水は泥で激しく濁りました。けれども、しばらくすると、泥は底に沈み、水は静まり、再び空を映す鏡となります。

私たちの心も同じです。日々の出来事で心は波立ち、濁ります。けれども、その波立ちに任せて力を入れれば入れるほど、心はますます濁っていきます。大切なのは、静かに待つこと。執着を手放し、力を抜くこと。

水を張った田んぼは、風が吹けば波立ち、静まれば再び鏡となります。澄んだ水面は、空をありのままに映し出します。私たちの心も、水鏡のように澄んでいれば、物事をありのままに見ることができます。

5月28日の護摩法要は、一度立ち止まり、力を抜き、心を整える機会です。水鏡のように澄んだ心で、日々を過ごす。そのための、大切な時間としていただければ幸いです。

福性寺の不動明王立像

護摩法要 詳細

日時2026年5月28日(木) 午前11時より
場所葛尾山福性寺 本堂

※ 法要開始10分前には、短い法話を予定しております

ご参拝は自由です。心が波立っている方、執着を手放したい方、どなたでもお越しください。本堂入口には添え護摩木をご用意しております。心への願いをお書き添えのうえ、お不動様へお納めください。

また、毎月恒例のおうどんのお接待もございます。初夏の候、おうどんでほっと一息、心も体も和らげていただければ幸いです。

水面に浮かぶ睡蓮

静かに、澄んで

力を抜いて、執着を手放して、静かに心を整える。そのような時間を、ご一緒に過ごしていただければと存じます。皆様のお越しを、お待ちしております。

南無大聖不動明王
合掌