2026年4月28日 護摩法要のご案内 ~春の雨は「翠」を育てる~

合掌

春の雨は綺麗な「翠(みどり)」を育てます。福性寺も美しい新緑に包まれています。

翡翠(ひすい)という宝石の名にも使われる「翠」という字。「緑」という言葉は元々この「翠」から生まれたものです。

翠と新しい生命

「翠」という言葉には、もうひとつ大切な意味があります。生まれたばかりの赤ちゃんをさすこの言葉は、「翠児(みどりご)」とも書きます。なぜ、幼子を「翠児(みどりご)」と呼ぶのでしょうか。

それは、新緑のように瑞々しく、これから大きく成長していく新しい生命だからです。翠色の木々が日ごとに葉を茂らせ力強く育っていくように、幼子もまた無限の可能性を秘めて成長していきます。

また、いま苗代では苗が育ち、畑では野菜が芽を出し、すべての生命が成長のまっただ中にあります。私たちの人生も同じです。

新しい環境での日々は、まさに成長の時。うまくいかないこと、思い通りにならないことがあっても、それは成長の証です。翠児(みどりご)が日々成長するように、私たちも日々、少しずつ成長しています。

福性寺近くの畑から見上げた青空

瑞々しい心で

新年度が始まって新しい環境に飛び込み、頑張ってこられた方々もそろそろ疲れが出てくる頃ではないでしょうか。最初の緊張感や現実の厳しさ、難しさで疲れを感じている方もいらっしゃるかもしれません。

ぜひ、護摩の炎の前に立ち、新緑のような瑞々しさを取り戻してください。翠色の木々が雨に洗われて輝きを増すように、護摩の炎に浄められて、心に新しい輝きを取り戻しましょう。

福性寺の不動明王立像

護摩法要 詳細

日時2026年4月28日(土) 午前11時より
場所葛尾山福性寺 本堂

※ 法要開始10分前には、短い法話を予定しております

ご参拝は自由です。新年度の疲れを感じている方、心を新たにしたい方、どなたでもお越しください。
本堂入口には添え護摩木をご用意しております。新しい力、若々しい心、健やかな成長への願いをお書き添えのうえ、お不動様へお納めください。

また、毎月恒例のおうどんと端午の節句のちまきのお接待もございます。

ちまき

ちまきには、邪気を払い、健やかな成長を願う意味が込められています。笹の葉の緑色に包まれたちまきは、まさに「翠」そのもの。新しい生命を守り、育てる力の象徴です。

私たちはどれだけ年を重ねても、心の中に「翠児(みどりご)」のような新鮮さ、若々しさを持ち続けることができます。どんな困難があっても、翠のように瑞々しく、若々しく、前を向いて歩んでいくことができます。お不動様の炎の前で、その力をいただきに来てください。

皆様のお越しを、お待ちしております。

南無大聖不動明王
合掌